仕事でお付き合いのあるW子さんから、
「映画のチケットがあるので、『プラダを着た悪魔2』を見に行きませんか。それと、第1回新NISA婦人会の会合もしましょう!」とお誘いいただいた。
新NISA婦人会というのは、少し前に仕事帰りに老後のお金の話をしていたとき、「NISAを始めてみたいんです」という一言から、勢いで結成された会である。
この日は記念すべき第一回会合ということで、日本橋で待ち合わせをした。
まずはTOHOシネマズ日本橋で『プラダを着た悪魔2』を鑑賞。
映画の感想はネタバレになるので書かないけれど、わたしもW子さんもこの世界とそれほど遠くない仕事をしているので、デジタル化という時代の変化は興味深かった。
ただ、「どういう意味?」と思う場面も多く、正直、理解できなかった箇所がいくつも…。
とはいえ、ミランダ役のメリル・ストリープ、アンドレア役のアン・ハサウェイ、エミリー役のエミリー・ブラントは相変わらず美しい。
それに、イタリアの街並みや景色が素晴らしく、それだけでも映画館のスクリーンで観れて良かったと思う。
映画の後は、日本橋三越本店の本館2階にある「カフェ ウィーン」。
人気店ということもあり、15時前に到着したものの、店内に入るまで30分ほど待った。店内はクラシックな雰囲気で、とても落ち着いた空間だった


客層も実にさまざまで、年配の気品あるご婦人グループやサラリーマン風の男性ひとりのお客さんのほか、ゴスロリ風の装いの女性二人組や、K-POPアイドルのようなおしゃれな女性二人組の姿も見かけた。後者のお二人は中国語で会話をしていて、日本橋らしい国際色も感じられた。
わたしはオランジェンショコラーデパルフェとメランジェ(メランジェは、ウィーンで親しまれているコーヒーで、エスプレッソにミルクと泡立てたミルクを合わせた飲み物)。W子さんはチーズケーキとユリウス マインル カフェを注文した。

パフェは、下からオレンジソース、チョコムース?、生クリーム、ブラウニー、生クリーム、オレンジシャーベットという構成。チョコムースをスプーンで掬ってひと口食べた瞬間、想像していた甘さを感じず驚いた。苦いわけではない、甘味だけあまり感じない不思議な味だった。
オレンジシャーベットを食べるとしっかり甘かったので、どうやらわたしの味覚がおかしくなったわけではなかったようだ。多分。
素敵な空間で、W子さんとの会話も弾み、時間を忘れてのんびり過ごすことができた。
17時から日本橋三越の中央ホールでパイプオルガン。
カフェを出ると、ちょうど17時から日本橋三越の中央ホールでパイプオルガンの演奏が始まった。
吹き抜けいっぱいに重厚な音色が響き渡ると、買い物客も自然と足を止める。わたしもW子さんもその場に立ち止まり、しばらく演奏に耳を傾けた。百貨店の中とは思えないほど贅沢な時間。


このパイプオルガンは1930年(昭和5年)に設置された歴史あるシアターオルガンで、現在は中央区民有形文化財にも登録されているそうだ。管楽器や打楽器などさまざまな音色を奏でることができ、一台でオーケストラのような演奏を楽しめるという。
なんだか日本橋三越本店が、長く多くの人に愛されている理由を少しだけ感じられた気がした。
その後は、COREDO室町テラスにある、台湾発祥のライフスタイルショップ「誠品生活日本橋」へ。館内には台湾の文具店「藍濃道具屋」もあり、立ち寄ると、お店の方がたくさんのインクを書き試しさせてくださった。
そして一番のお気に入りになったのが「螢縹」。けいひょうって読むのだろうか。グリーンに金色のラメが美しいインク。とても惹かれたが、ゆっくりインクと戯れることができるセミリタイア後に買おうと心に決め、お店の方にお礼を言って店を後にした。

焼き鳥とししゃもを囲んで第1回会合。
夕食は居酒屋へ。店先で呼び込みをしていた若い店員さんの笑顔につられて入店した。ビールで乾杯し、焼き鳥やししゃもをつまみながら、第1回新NISA婦人会が始まる。
しかしW子さんがぽつりと一言。
「実はまだNISA口座を開いてないんです。」
……えっ(笑)。これには思わず笑ってしまった。
「第2回までには、きっちり口座を作っておきます!」との力強い宣言も飛び出し、第1回会合は和やかな雰囲気のまま終了した。
果たして、第2回までに本当にNISA口座は開設されるのか…?
ってことで楽しみにしつつオシマイ。

